
手相占いで有名なのは生命線でその長さが気になったりしますが、他の線にも色々な意味があります。
まずはどちらの手のひらを見るとよいのでしょうか?
人によっては左、利き手や手を組んだ時に親指が上の方など様々な意見があります。
しかし手相というものは年齢とともに変化し左右とも違います。
なので両手を占いどちらの運命を進んでいるのか舵取りの要領で自分へのアドバイスにするとよいでしょう。
手相には基本3大線、親指の付け根から生命線、手のひらの中央斜めに頭脳線、人差し指中指の間あたりから横に這うように感情線があります。
さらに4本、手のひら中央の縦線が運命線、薬指のすぐ下の短い線が太陽線、小指の付け根あたりの短い線は財運線、小指側のすぐ下の手のひら横に結婚線、これらで7大線になります。
この7大線を基本に線の長さや数、手のひらの肉付きなどで手相を見ていきましょう。
手相占いの歴史古く古代インドが発祥と言われ、中国に伝わると易学とともに発展し、西洋や東洋など流派が分かれていきます。
現代ではまたそれぞれの進化をしてると言えるでしょう。
手のひらの掌線は生まれてから徐々に刻まれていくものです。
なので、手相占いは人生の大きな分岐点や生まれ持った性格などを占うことが多く、今日、明日の運気を占うことには向いていません。
また、手のひらに運気の上がる線を整形手術で入れるという事もありますが、これは賛否両論あります。
それでは7大線ではどんな事が占えるのでしょうか?
まずは生命線ですが、線の太さや長さなどから健康や生命力、精神力を占います。
もちろんくっきりと存在感のある生命線が理想的です。
頭脳線では頭脳の鮮明さ、考え方や才能、頭脳線という名前のとおり知能を占います。
頭の使い方や時には頭に関する病気も占ったりします。
次に感情線ですが、すめらかに流れるような線ならば心が安定しています。
余裕があるので人に優しくでき、恋愛をしやすくなっています。
逆に薄かったり一本ではないなど荒れているようならば、気性がはげしい面が見られるかもしれません。
運命線でわかることは、人生における自分の行動です。
率先して行動したり自分に自信を持ち社会において運命を切り開く力を表します。
くっきりと縦線があればアクティブな傾向にあるということになります。
太陽線は少々分りづらいですが、この線でわかることは運です。
くっきりとわかる場合は強い運を持ち合わせていると読まれます。
また、薬指から伸びた太陽線の方向で何に対して運があるのかをさらに占うことができます。
財運線ではその名前のとおり金運を占います。
しっかりと太い財運線を持ち合わせていれば財産を持つまたは持っていると占われます。
そして、長さや向きにより遺産相続を占うこともある線です。
最後に結婚線ですが、その名のとおり結婚の時期や結婚生活での運を占います。
太い線が何本もある場合は縁が何度も訪れるなどの暗示を示しています。
大まかに7大線の説明をしましたが手相占いはここからさらに奥が深くなり、手のひらの肉付きや線の終着点、線の交わりなどまた別の意味も生まれてきます。
自分の人生を見つめなおしたり、今後の人生のアドバイスなど大きな流れを占いたい場合には手相占いをしてみてはいかがですか?